面接に臨む際のチェックリスト

皆様が熟練の専門家であっても、社会人になったばかりであっても、面接は簡単なものではありません。ご自身の意思に反して足が震えたり、頭の中が真っ白になってしったりすることも珍しくないでしょう。

先日、採用担当者に良い印象を与えるためのレジュメの書き方のコツをご紹介しました。面接は多くの場合緊張を伴うものですが、事前に準備をして挑むことで自信がつき、落ち着いて臨むことも可能になります。以下では、ご自身で面接を楽しみながら面接官をあっと言わせるためのいくつかのヒントをまとめました。

 

言い淀むことのないように練習をする

予期せぬ質問を投げかけられるとしどろもどろになってしまうのは当然のことです。それを避けるためには、質問されそうなトピックやそれらへの回答を予め考えておく必要があります。とはいえ、立派な原稿を用意する必要はもちろんありません。頭に詰め込んだ文章を間違えることなく読み上げることを求められているわけではないからです。代わりに、まずはご自身が伝えたい点を明確にしましょう。そして、それぞれのポイントをわかりやすく、関連付けて話すにはどのようにすればよいか考えることで、実際の面接でもスムーズに話が進められることでしょう。ただし、事前に用意した考えを文脈にそぐわない場面に無理やり押し込もうとするのは禁物です。伝えたいことがトピックと関連があり、不自然でないかどうか考える必要があります。とはいえ何よりも大切なのは自信を持って挑むことです。ご自身を信じて面接に臨みましょう!

 

自分らしさをさらけ出すことを恐れずに

自分らしくあることとプロフェッショナルであることのバランスは時に難しいものですが、過剰に堅苦しくある必要はありません。笑顔で、軽い雑談でも交わしながら、そしてもし勇気があれば冗談の一つでも言ってみましょう。採用担当者にとって、面接は皆様がチームに馴染めそうかどうかを見極める場所でもあります。そのためご自身の人柄を相手に理解してもらうのは、スキルを伝えるのと同じくらい重要です。リラックスして臨めば、回答もより説得力を持つはずです。

 

会社について調べる

働きたいと思っている会社について知ることは、基本的ながら非常に重要です。面接前に可能な限り情報収集を行いましょう。その会社が最近ニュースで取り上げられたかどうか、また直近ではどのようなプロジェクトに取り組んでいるのかなど、応募先の企業の展望を面接での会話にうまく盛り込むことができれば、採用担当者に非常に良い印象を与えることができるでしょう。

 

経験を誇張しすぎない

面接という貴重な場でご自身のスキルを余すことなく伝えたいのは誰にとっても同じですが、誇張しすぎることのないよう注意しましょう。ほとんどの場合、それは面接官にあっさりと見抜かれてしまいます。面接で誤解を招くのは、仕事を得るうえで何としてでも避けたい事態です。必要以上に自分を飾り立てるのではなく、正直に過去の成果について伝えましょう。実際の経験について語る方が、スムーズに、そして居心地よく会話を進められるはずです。

 

質問の内容が明確でない場合、聞き直すことを恐れずに

面接において、知識と経験豊富なエキスパートという印象を相手に与えたいのは当然のことです。そのため、ある話題への理解不足を認めるのは悪いアイディアに思えるかもしれませんが、実はそうでもありません。質問の意図を聞き直して明確にすることで、状況を吟味し、次に進む前に疑問を解決することを恐れない人物だということを示すことができます。実際に仕事に取り組む際には、タスクに取り組む前にそのタスクについて完全に理解していることが好ましいでしょう。面接での姿勢で、実際の仕事への取り組み方を反映することができます。

 

レジュメと職務リストを釣り合わせる

皆様が順調に採用への駒を進めている場合、応募した職種の具体的な職務を包括的に書き出したリストをもらっているはずです。面接対策として、このリストを見直し、ご自身のレジュメと職務内容をどのようにつなげることができるかを書き出してみましょう。ご自身のスキルが職務に釣り合っていることを面接で証明できれば、理想的な候補者として面接官の目に移ることでしょう。

 

希望年収は自分からは話題に出さず、でも聞かれたら答えられるように

面接で年収や福利厚生、休暇について積極的に尋ねるのはあまりお勧めしませんが、それらのトピックについて尋ねられた時に備えて、回答を用意しておくことは大切です。具体的に固まった数字を提示する必要はありませんが、ある金額以下ならばオファーを受け取らないという場合は正直に伝えましょう。率直に聞かれた際に尻込みしていては自分にとって損になるだけです。

 

事前に質問を用意する

このポイントは当り前が故に見落とされがちです。多くの場合、面接の最後に皆様から何か質問がないか尋ねられることと思います。相手は皆様が質問を用意していることを想定していますが、聞きたかったことが面接の中ですでに解決されている場合も多いでしょう。そこで、会話の最後に尋ねることが確実にあるよう、面接の中では触れられなそうな質問をいくつか用意しておきましょう。良い質問をすることで、熱意と洞察力のある候補者だと示すことができます。

リアルライフサイエンスのコンサルタントはクライアント企業の皆様と深い信頼関係を築いているため、型にはまった転職のアドバイスではなく、ご自身が応募される企業が求めているものをきちんと把握し、それに基づいた的確なアドバイスをご提供することが可能です。どのような質問が想定されるかを事前に皆様と話し合い、面接官に最高の印象を与えるためのお力添えをいたします。弊社の転職における相談サービスについてさらに詳しくお知りになりたい場合は、今すぐお問い合わせください。

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